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RESEARCH & QUALITY
研究開発・品質への取り組み
健康食品は、原料をカプセルや飲料に入れれば完成するものではありません。
原料の由来、含有成分、品質規格、安全性、製造工程、摂取目安量、そして表示の根拠まで、一つひとつの情報をつなげて考える必要があります。
帝国薬業は、大学研究者、研究施設、分析機関、原料供給者及び製造事業者と連携し、科学と品質と表示を一つの流れとして捉えた製品開発を進めています。
01 RESEARCH PHILOSOPHY
研究理念
素材に敬意を払い、科学で確かめる。
天然素材には、長い食経験を持つものもあれば、研究によって新しい可能性が見いだされつつあるものもあります。
私たちは、伝承や話題性だけで価値を決めることも、一つの研究結果だけで結論を急ぐこともしません。素材がどこから来たのか、何を含むのか、どのように研究されてきたのか、製品としてどのように使うべきかを丁寧に確認します。
「売れる表現」より先に、「確かめられる事実」を置く。それが帝国薬業の研究開発姿勢です。
食品だからこそ、責任を持つ。
食品は医薬品ではありません。しかし、毎日の生活の中で口にするものだからこそ、品質と安全性に対する責任があります。
帝国薬業は、原料資料、分析情報、製造条件、表示内容を分断せず、研究・品質・法令の視点を重ねながら製品を検討します。
02 ECHIGO LIFE SCIENCE LAB
越後ライフサイエンスラボ
新潟を基盤に、専門知をつなぐ。
越後ライフサイエンスラボは、帝国薬業株式会社が運営する研究開発・学術連携活動の名称です。
新潟を基盤に、大学研究者、外部研究施設、分析機関、原料供給者及び製造事業者と連携し、天然素材、機能性食品、品質、安全性及び表示に関する調査・検討を行っています。
自社だけで判断を完結させず、異なる専門分野の視点を取り入れることによって、製品開発の精度と透明性を高めることを目指しています。
成分と研究を確かめる。
食品として無理のない形に整える。
そして、根拠の範囲を超えずに伝える。
03 ACADEMIC ADVISORY
三位の専門家
異なる専門性を、一つの製品開発へ。
越後ライフサイエンスラボでは、天然物研究、食品分析・食品機能、応用薬理・安全性という異なる専門領域の研究者から学術的な助言を受けています。
三位の専門性を重ねることで、素材研究の背景から成分評価、機能性の検討、製品設計、適正な情報提供までを多角的に考えます。

特別学術顧問
小西 徹也 先生
薬学博士/新潟薬科大学名誉教授/白雪茸研究会会長
天然物、酸化ストレス、食品機能及び東洋伝統素材の研究に長年携わり、白雪茸研究を学術面から牽引してきました。素材研究の歴史、研究成果の体系化及び天然物を機能性食品へ応用する際の学術的な考え方について助言を行います。
天然物・白雪茸研究/酸化ストレス・食品機能/研究成果の体系化

学術統括
佐藤 眞治 先生
薬学博士/新潟薬科大学 応用生命科学部 教授/食品分析学研究室
食品分析学及び食品機能学を専門とし、機能性食品の開発、成分分析、代謝に関する機能評価を研究しています。原料の成分特性、分析の考え方、研究計画及び製品設計の整合性について学術面から助言を行います。
食品分析・原料評価/食品機能・代謝研究/研究計画・製品設計

研究学術顧問
若命 浩二 先生
医学博士・薬学修士/北海道科学大学 薬学部 教授
天然物及び機能性素材の薬理学的研究を専門とし、安全性、動物・ヒトでの評価、適正使用及び情報提供を研究しています。応用薬理、製品開発及び法令を踏まえた表示検討について専門的な助言を行います。
応用薬理・安全性/天然物・機能性素材/適正使用・表示への助言
※所属・職位は公開時点の情報に基づきます。各先生の助言は、個別商品の効能・効果を保証するものではありません。
04 SHIRAYUKIDAKE RESEARCH
白雪茸研究
一つの素材を、複数の角度から見つめる。
越後白雪茸(Basidiomycetes-X)は、新潟で発見された食用キノコ素材です。発見後、大学及び研究者によって、分類、成分、抗酸化、代謝、肝臓、皮膚・美容など多様な観点から研究が進められてきました。
小西徹也先生、佐藤眞治先生、若命浩二先生は、2019年に白雪茸研究を整理した総説論文を共同で発表するなど、それぞれの専門分野から研究に携わっています。
研究されてきた主な領域
- 熱水抽出物の抗酸化活性に関する基礎研究
- 動物モデルを用いた体重、内臓脂肪、インスリン抵抗性及び脂質代謝の検討
- ピロールアルカロイド、エルゴステロール、共役脂肪酸、DDMP等の成分探索・同定
- 白雪茸の研究成果を整理した総説及び機能性食品素材としての位置づけ
- 皮膚老化、美容、毛髪及び化粧品応用に関する探索的研究
帝国薬業は、これらの研究成果を、白雪茸という素材を理解し、原料選定や製品設計を検討するための学術的基盤の一つとしています。
研究対象となった原料、抽出物、摂取量、試験条件と、当社の個別商品は必ずしも同一ではありません。そのため、研究結果と商品情報を明確に区別してお伝えします。
05 FUNCTIONAL FOOD DEVELOPMENT
機能性食品開発
成分を入れることではなく、理由をつなぐこと。
機能性食品の開発では、注目成分が含まれているという事実だけでは十分ではありません。
原料の品質、含有量、摂取目安量、組み合わせ、製造後の安定性、安全性、対象とする生活習慣、科学的根拠及び表示可能な範囲を一つの設計としてつなげる必要があります。
帝国薬業では、専門家及び製造・分析パートナーと連携し、素材の特性と製品設計との整合性を確認します。
帝国薬業が重視する開発フロー
06 RAW MATERIAL REVIEW
原料審査
原料名だけで、採用を決めない。
同じ名称の原料であっても、基原、原産地、製造方法、抽出条件、純度、規格及び保存状態によって品質は異なります。
帝国薬業では、原料のイメージや価格だけで判断せず、製品の目的に照らして必要な資料を確認し、採用の妥当性を検討します。
主な確認項目
- 原料規格書、試験成績書、原材料構成及び配合割合
- 基原、原産国、製造国、製造工程及び抽出・精製方法
- 有効又は特徴となる成分の規格、純度、含有量及び分析方法
- 微生物、重金属、残留農薬、溶媒、異物等の安全・衛生項目
- アレルゲン、遺伝子組換え、BSE・TSE等に関する情報
- 保存条件、賞味期限、安定性、包装及び輸送条件
- 仕様変更、製造所変更及び品質異常時の連絡・変更管理体制
※確認項目は原料及び製品の特性に応じて異なります。すべての原料に同一の試験を実施することを意味するものではありません。
07 QUALITY & SAFETY
品質と安全性
品質は、完成品検査だけではつくれない。
品質は、製品が完成してから検査するだけで確保できるものではありません。
原料の受入れ、製造工程、工程内管理、完成品規格、保管、出荷及び販売後の情報収集まで、各段階をつなげて管理する必要があります。
帝国薬業は、製品特性に応じて製造事業者及び外部機関と確認項目を定め、品質情報を記録し、問題が生じた場合に追跡できる体制づくりを重視しています。
品質管理で重視すること
- 製造事業者の許認可、製造・品質管理体制及び製造実績の確認
- 原料受入規格、工程管理及び完成品規格の整合
- ロット単位の試験成績書及び製造記録の確認
- 表示内容と実際の配合・規格・試験結果の一致
- 保管・輸送条件、賞味期限及び安定性の確認
- 健康被害、品質苦情及び問い合わせ情報の収集と対応
- 原料・工程・表示を変更する際の再確認
08 REGULATORY & COMMUNICATION
法令と表示
研究結果があることと、商品に書けることは同じではない。
学術研究で特定の作用が報告されていても、その内容を食品の商品名、パッケージ又は広告へそのまま表示できるとは限りません。
研究対象、使用量、試験条件、対象者、製品中の含有量及び商品の法的区分を確認し、科学的事実と販売上の表示を区別する必要があります。
帝国薬業では、食品表示法、健康増進法、景品表示法及び医薬品医療機器等法の考え方を踏まえ、食品を医薬品のように見せる表現や、根拠の範囲を超える表示を避けます。
研究と商品を混同しない。
対象者と条件を省略しない。
届出・許可・規格の範囲を超えない。
不確かなことを、確かなことのように言わない。
機能性表示食品については、国が個別に機能性と安全性を審査する制度ではなく、事業者が自らの責任で科学的根拠を確認し、必要事項を届け出たうえで適正に表示する制度です。帝国薬業は、制度の趣旨を踏まえ、商品ごとの根拠と表示責任を明確にします。
09 RESEARCH FACILITIES
研究・分析環境
新潟市バイオリサーチセンターの活用
帝国薬業は、2022年より新潟市バイオリサーチセンターの分析・測定施設を研究・分析活動に活用してきました。
同センターは、食品、環境等の分野におけるバイオテクノロジー研究開発と産学官連携を推進するため、新潟市が設置した研究施設です。
越後ライフサイエンスラボは、この地域の研究環境と大学研究者・外部機関の知見をつなぎ、天然素材及び機能性食品の調査・検討を進めます。
施設情報
新潟市バイオリサーチセンター
〒956-0841 新潟県新潟市秋葉区東島316番地2
利用実績:分析・測定室-1
※越後ライフサイエンスラボは帝国薬業株式会社が運営する研究開発・学術連携活動の名称です。新潟市又は大学が運営する組織ではありません。
10 CLOSING
科学は、強い言葉をつくるためではなく、誠実な製品をつくるために。
帝国薬業は、研究を商品の権威づけに使うのではなく、原料を理解し、品質を整え、伝えるべきことと伝えてはいけないことを判断するために活用します。
これからも、薬食同源の思想と現代の科学をつなぎ、毎日の健康習慣に取り入れやすい製品を、誠実にお届けしてまいります。



